クリチバツアー

（作詞：吉田健伴、作曲：服部圭郎）

 

ユルドルによる正確にいえば唯一のカバー曲。この曲の原曲は服部が２０代後半の時につくったのだが、その後、６年ほど前に当時のゼミ生であった吉田健伴君に作詞をお願いしてリバイバルさせた曲を今井が気に入って、ユルドルでも歌うことになった曲。メンバーの今井も中所もクリチバに行ったことがあり、二人ともこの都市が大好きである。ちなみに、クリチバはブラジルにある都市で、服部はクリチバ関連の著作が３冊ほどある。「人間都市クリチバ」では学会の著作賞もとったことがあるなど、クリチバ通である。

 

ブラジルの片隅に　そのシティは輝く

パラディソのように　人々もみな笑顔さ

女はみんなメロメロ　男もみんなダンディズム

こんなにすばらしい街の名前はクリチバ

クリチバツアーでうきうき　クリチバツアーでどっきゅん

 

どこからか聴こえてる　ひとびとの笑う声が

きらきらと輝く　まちも人も　きれいさ

クリチバツアーでうきうき　クリチバツアーでどっきゅん

 

僕も連れて行ってくれよ　クリチバツアー

なにもねだりはしないよ　クリチバツアー

南国のきらめきを　肌も顔もかがやいている

街の人　動く鼓動　笑い声であふれているさ

 

白も黒も青も　街の景色も最高

芝生を刈ってる羊の眺めもこれまた一石三鳥

たしかにお金はないさ　でもここではアイデアあるさ

金持ちばっかり得する法はまったく必要ないさ

遊ぶ気持ちでいいさ ものごと動かすアンサー

いっさいがっさい取り巻く環境　きれいになったら心も安堵

金もなければごみもない　電車がなければバスでいい

緑もあって青もあって　公園あって気持ちがいい！